2022年10月13日

光るが正義!

技研ベースは、JR浅草橋駅西口の駅近にあり、レザーやアクセサリー部品のお店や呑み屋が多くあります。西口は都営浅草線の乗り換え口がある東口ほどではありませんが、夜になると呑み屋さんの光が賑やかです。呑み屋さんの光って蛍光灯の白っぽい明るさでなく、電球の少し黄金色をした明かりが灯るんですよね。
技研ベースも夜になると、偶に輝き出します。毎日でなく水曜サロンや技研バーなど夜の営業をする時だけ明かりを灯します。周りの呑み屋さんと同じ電球色だけでなく、他にも怪しく光るのが技研ベースです。

技研ベースの顔と言えば最近不在がちな「ビッグクラッピー」ですが、夜は近所迷惑なので拍手はせずに店内に戻ります。代わりに夜の技研ベースの入り口で人を誘い光っているのはアクリルケースに入った「パチパチクラッピー」のスケルトン改造モデルです。
このスケルトンモデルは改造キット「パチパチクラッピーLEDデコデコキットDX」によって改造が施された特別モデルであり、改造キットは技研ベース会員の深水さんが作り販売しています。
この改造キットのプロモーション写真は、技研ベースで撮影されました。撮影と加工は技研ベースの会員の山崎さん。このような光るモノの撮影はとても難しいことは知られており、私も光る系のデバイスの撮影でキレイに撮れたことはありません。Webサイトの「キミのクラッピーーは10倍輝ける。」のフレーズにマッチするその写真は、とても魅力的な写真となっています。
9月に開催されたMFT2022会場では、パチパチクラッピーと共に販売しましたが、スケルトンモデルとLEDキットは売り切れました。今では、いろんな家で光っていることでしょう。

WEBサイトの写真

もう一つ技研ベースの入り口で光っているのはデカい消臭剤です。小林製薬の「ドでか無香空間」がゲーミングPCのようにピカピカと光っているのです。
この「ドでか無香空間」を光らすガジェットは『ゲーミングでかい消臭剤BASE』であり、技研ベースの会員であるnecobitさんが開発・製造する同人ハードウェアです。「ドでか無香空間」用は作れば売れるような人気商品となり、普通サイズの無香空間用に『ゲーミング仕様ちっこい消臭剤BASE』まで発売されました。技研ベースのレーザーカッターや3Dプリンターを使い製造されており、特にレーザーカッターは「板ものは3Dプリンタの20倍早い」として重宝しているようです。


これらの光源となるLEDとコントローラは、技研ベースの仲間である秋葉原ラジオデパートの「Shigezone」で購入しているようです。先日「Shigezone」に「無駄な抵抗コースター」を納品しに行った際にも、NeopixelフルカラーLEDリングやコントローラなどがピカピカと販売されていました。

Shigezoneお店の様子

そんなShigezoneに新商品が入荷してました。ESP32オーディオストリーミングスタンド実験ボード「Connected Doll」です。これまた技研ベース会員の古川さんが開発し、技研ベースの仲間である「ビットトレードワン」が製造販売するデバイスが新発売となったのです。
技研ベースには、私の会社のPETSや、美谷さんの会社のManaCAMなど、技研ベース所縁のハードウェア製品はありました。この「Connected Doll」は、企画から試作や設計製造の調整など技研ベースで行われ、技研ベースから生まれた初めてのハードウェア製品と言えます。
「Connected Doll」は「ねんどーる」などを飾る台であり、音と光を操るデバイスです。やっぱりLEDで光るのです。先日の水曜日夜、技研サロン内にて体験ワークショップを開催し、8人ほどの方々が実際にボードを使い、動かしてみることをやっていました。
技研ベースにも一台納品されましたので、何を光らそうか検討中しています。来店者に「いらっしゃいませ」と音を鳴らし、光を放つことは考えるのですが、上に置く人形などをどうするか・・・。積みガンプラの中から、スケルトンのMGボールでも作り飾るかなと。人体を検知し光りながら、キャノン砲を発射するというアクションで。中2病ですね。

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